孤高の人の漫画について

孤高の人。この作品に興味を持ち、一気に1巻から最新巻までを読了した。

そして、孤高の人に出てくる主人公は森文太郎という名の青年。

なぜか自分がいるだけで周りの人々を不幸にしてしまうという経験を重ね、そんなトラウマからも、俗世間、社会生活、人間関係など、その全てを鬱陶しく感じている。

そんな高校3年の文太郎が転校生として、横須賀北高校に転入するところから、この物語はスタートする。

横須賀北高の同クラスには、全国レベルの高校生クライマー、宮本がいた。

また、同高の英語教諭には、日本有数のクライマーである大西がいた。

高校での紆余曲折の生活を経ながらも、二人の導きによって、文太郎は登山の道へと足を踏み出すことになる。

登山家たちの多くは、困難を乗り越える達成感や、自分の限界へ挑戦することに登頂や登攀の魅力を感じるが、文太郎は違う。

ただ、山に登っているときにだけ、俗世を離れ、本当に一人になれる。

その一念のみで、より高みを目指す。

作者の圧倒的な画力と巧みな心理描写が輝きを放つ同作品です。

是非一読することをお薦めしたいです。